ぶ主連演劇部第5回上演作品


『ぶしゅの一分(いちぶん)』


解説
こめこめちゃん日本選手権女子2位を記念したぶ主連初の時代劇。主演はもちろんこめこめちゃん。前半のぶしゅとしての穏やかで楽しい日々が丹念に描かれ、やがて失われるぶしゅの平安という悲劇、その中でぶしゅの生き方を貫こうとする一人のぶしゅを感動的に描く。「ぶしゅの一分」とは、ぶしゅが命をかけて守らなければならない最後の一線の意。そのタイトルが指し示す人間ドラマは、隠された野望を取り沙汰されているぶ主連へのすべての疑いを払拭するだろう。全国56人のぶしゅ連メンバーと10万アクセスを超える土俵を支える声なきぶしゅ連支持者におくる感動ヒューマンドラマ。



ものがたり
静岡の小エリアで飛ぶ、ぶしゅ・小女(コメ)は、夫・とみとともにささやかなフライト生活を幸せにおくっていた。しかしある年、とみの気まぐれにつきあい、日本選手権に出てしまったことから、軟弱アラームが失われ、人生の歯車が狂い始める。
稜線の西は走るは、リーサイドに突っ込むは、とにかくおそれを知らず妖怪度は増すばかり。やがて、DHV1−2機でありながら、ついに世界戦代表の有力候補となっていく。周囲ののどかなぶしゅ達との離別の中、追い打ちをかけるように、エリアの有力者・O将軍からの命が下る。「いくらなんでも1−2機で世界ってのは、どうも具合が悪いんで、Mのつくコンペ機にでも乗り替えてくれ」
ぶしゅとしてのアイデンティティーを失いかけ、 絶望のなか愛する1−2機を奪われようとする小女(コメ)は、将軍と“ぶしゅの一分”を賭けた対決に挑む。

様々な思惑が飛び交う朝霧の地で、
小女(コメ)はきっぱりと言い放った。
「ぶしゅの一分です。コンペ機には乗りません」






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